こんにちは、Onsendiscoです!
今回はDTMをやっていく中で音楽理論がいるのかどうか悩んでいる方向けに、音楽経験なしからDTMを始めて3年ほど経って感じたことをまとめていきたいと思います!
- 音楽理論はあった方がいいが、なくても作曲はできる
- 音楽理論が必要な人とそうでない人がいる
- 全く音楽経験がないのなら、音楽理論はあった方がいい
- 実体験として音楽理論を後回しにすることで遠回りをした
- 今回のまとめ
音楽理論はあった方がいいが、なくても作曲はできる
結論から申し上げますと、
「音楽理論はあった方がいいけど、なくても作曲できる」ということです。
そんな曖昧な、、と思った方もいるかもしれませんが、これには根拠があります。
音楽理論が必要な人とそうでない人がいる
先ほど「あった方がいい」と書きましたが、音楽理論があった方がいい人と、音楽理論がなくてもいい人がいます。
DTMの目的がどこにあるか
まずはDTMで目指している部分がどこにあるかです。
趣味でDTMをしている、将来的に音楽で食べていきたいなどDTMを始めたり続ける理由は様々かと思います。
DTMに音楽理論が必要かどうかは、最終的にどういったDTMをしていきたいかによって重要度が変わってくるのではないかと私は感じています。
音楽理論がなくても作曲はできる
重要な点として、音楽理論はなくても作曲はできます。プロとして活動しているアーティストの中でも音楽理論に詳しくないという人はいます。
しかし、「だから音楽理論はなくてもプロになれる!」という訳ではありません。
あくまで「音楽理論に詳しいこと=プロではない」ということです。
プロの楽曲には実際のところ音楽理論からのアプローチが含まれます。ただそれを作曲者が意識して理論として使っていないだけです。
英語を母国語としている人がわざわざ文法から考えて会話しないように、経験上理解していればわざわざ明文化された理論を見なくても良いという訳です。
音楽理論がなくても作曲ができる人は、音楽経験から音楽理論的な考え方ができます。
全く音楽経験がないのなら、音楽理論はあった方がいい
では私を含め、そもそも音楽経験がない人はどうするべきか。
全く音楽経験がない人は、音楽理論があった方が良いと思います。
実際に以前楽器経験など音楽に関係ある経験がある人と、全く音楽の知識がない人を比べると、そもそもの知識の引き出しの量に差があります。
例えばピアノを習っていた人は楽譜を読んだり演奏する中で、ある程度音楽理論や曲に対するコードやメロディの知識があります。またDTMの経験がなくても、MIDIキーボードなどで即興でコードやメロディを組み立てることも可能でしょう。
一方音楽経験がないと、曲を聞く頻度は高くても感覚的な部分にとどまり、曲に対する音楽的な理解があまりない点を無視できないと感じます。
この引き出しの少なさが、音楽経験がない人にとって大きな障壁であることはまず自覚しておく必要があると思います。(私もその一人です)
この両者がよーいどんで1からDTMを始めた時、どちらが成長スピードが速いかは明白ですよね。
そのため、その差を埋めるためにも「音楽理論はあった方がいい」と言えます。
実体験として音楽理論を後回しにすることで遠回りをした
長々と「音楽理論があった方がいい理由」を書きましたが、これは私の実体験から感じたことです。
私はDTM始めたてのころ、作りたいジャンルがダンスミュージックだったのもあり、曲が形になるのが楽しくてあまりしっかりと音楽理論を考えずにDTMをしていました。
ミックスや構成は好きなジャンルなのでそこそこできるようになりましたが、だんだんと「何か足りない、、」と思うように。
結果として、音楽理論がないのでコード進行が感覚頼りで安定感やレパートリーがないし、メロディは特に苦手で何度も打ち込んでそれっぽくなるまでやり直していました笑
結局のところ、音楽理論がないとすごく効率が良くないんですよね。
もちろん偶発的に生まれた音楽が良い部分もありますが、自身の作曲がコントロールできませんし、安定感もありませんでした。
DTMをする中で、思ったような曲が作れないのは永遠の悩みかと思いますが、音楽理論がないことで表現の幅が狭まったり余計な時間がかかったりします。
なので私の場合は少しずつですが音楽理論も勉強しながらDTMをしていくようになりました。
今回のまとめ
それからはだんだん音楽理論の大事さを感じるようになります。
なにより既存の音楽を理論的に理解できるのは楽しいことですし、DTMでコード進行を考えたりする時間も楽しいものとなりました。
DTMでの作曲に活かせるだけでなく、既存の曲に対する考え方も広がりより音楽を楽しめると思いますので、ぜひ音楽理論を積極的に学んでみてください!
当ブログでは有名曲のコード進行などを分析した記事も更新しています。ぜひそちらも参考にご覧ください!