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【楽器経験なし】DTMでピアノが弾けなくても作曲できる? - 3つのポイントと実体験から感じたこと

こんにちは、Onsendiscoです!

今回は、DTMでの作曲でピアノが弾けなくても作曲できるのかについて、楽器経験なしから3年ほどDTMをしている筆者の実体験も交えて私なりに疑問に回答できればと思います!



ピアノが弾けなくてもDTMが可能か疑問に思う人は多い

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上記はYahoo!知恵袋の疑問ですが、「ピアノやギターが弾けなくても作曲できますか?」とあるように、ピアノなど鍵盤系の経験がなくてもDTMができるのか疑問に思う人は多いようです。

またDTMを始めるにあたって、ピアノが弾けないことがどれくらいデメリットなのか先に知りたいという人も多いでしょう。

 

1.生楽器のDTM打ち込みは難しい

この質問の回答には、「不自然になります」と表現されていますが、この場合おそらく生楽器のDTMでの作曲(ピアノであれば、ピアノ音源を利用したDTM)を指していると思われます。

私も同意見で、例えばピアニストが一人で弾いているような曲を自然に作りたい場合、ピアノの経験がないとDTMでの作曲はかなり難しいです。仮にピアノの経験があったとしても、ピアノ音源からDTMの打ち込みで生のピアノの音や演奏を再現するのはやや難しいでしょう。

ピアノなどMIDIキーボードを介して打ち込める楽器はまだ良いですが、ギターなどはギター経験者でも打ち込みとなるとかなり難しいと思われます。

生楽器のDTMでの打ち込みがなぜ難しいかといいますと、楽器の音源のクオリティに左右されたり、生楽器を演奏しているようなタッチなど自然に演奏させるのが難しいからです。

またその楽器の経験がない場合、実際の演奏では無理な運指などを作ってしまう可能性が高く、楽器の経験者からすると不自然さが気になってしまうでしょう。

これらが生楽器のDTMでの打ち込みが難しいと言われる理由です。

 

2.エレクトロ系のジャンルなどはピアノが弾けなくても作曲は可能

上記は生楽器をベースとしたジャンルの話ですが、エレクトロ系のジャンルなど電子音楽を中心とする楽曲は打ち込みがベースとなり生楽器的な不自然さはあまり関係ありません。

元々電子音楽は電子音から音楽が作れないか、というアプローチから始まっています。

かつてはその無機質なサウンドから人間味がないと否定的な時代もありましたが、現代ではダンスミュージックを初め非常にポピュラーなジャンルとなりました。

そういった背景もあり、電子音楽などエレクトロ系のジャンルにおいて生楽器のような演奏が必ずしも必要というわけではありません。

 

3.DTMをする中で鍵盤は弾ける方が効率はいい

音楽ジャンルとして、ピアノが弾けなくても電子音楽のジャンルであれば作曲は可能です。

しかし、DTMで打ち込みをしていく中でピアノなど鍵盤が弾ける方が効率は良くなっていきます。

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こちらで詳しく記事にしていますが、MIDIキーボードでの打ち込みの効率の良さや、ピアノ経験からくる音楽理論などから作曲の幅が広がる利点があります。

楽器経験が全くない状態からだと、マウスでMIDIを触る時間が多くなりますし、音楽理論がないため作曲の幅が狭まってしまうデメリットがあります。

そのため、ピアノは弾けた方が良いですが作曲ができないわけではありません。

 

ジャンルによってピアノが弾けなくても作曲できる難易度が変わる

今回のまとめですが、

・生楽器のDTMでの打ち込みは楽器経験がないと自然に作曲するのは難しい

電子音楽などエレクトロ系のジャンルは楽器経験はあまり関係なく作曲できる

DTMをする中でピアノなど鍵盤は弾ける経験がある方が作曲効率や技術の点で良い

以上の3点となっています!

私の実体験からピアノが弾けなくても作曲できるかどうかについて記事にまとめましたが、取り組みたいジャンルや成長スピードに個人差がありますので一つの例として参考にしていただければと思います。

当ブログでは初心者向けにDTMの有益な情報などを記事にしていますので、興味のある方は他の記事もぜひご覧いただければ幸いです!

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